サービス別ポリシー
このページでは、スキャナー対策とは別に運用している 6 個の Jail の検知期間、一致回数、BAN 期間を説明します。
既存の Jail は、スキャナー対策とは別に運用しています。次の表は 2026 年 11 月 1 日時点の有効設定です。
| Jail | 検知期間 | 一致回数 | freebsd の BAN 期間 | oci の BAN 期間 |
|---|---|---|---|---|
sshd | 1 週間 | 3 回 | 10 週間 | 10 週間 |
postfix | 1 日 | 4 回 | 2 週間 | 2 週間 |
dovecot | 1 日 | 4 回 | 2 週間 | 2 週間 |
nginx | 60 秒 | 60 回 | 1 週間 | 1 日 |
recidive | 2 週間 | 5 回 | 52 週間 | 52 週間 |
fake-googlebot | 1 週間 | 1 回 | 99,999 週間 | 99,999 週間 |
SSH とメール
sshd は SSH の認証失敗などを、postfix と dovecot はメールサービスの対象ログを、それぞれのフィルターで判定します。ログ行の一致回数であり、メール送信数や接続数全体を表すものではありません。
HTTP
nginx のフィルターは収集元によって異なります。
freebsd:GET・POST・HEAD の 200、4xx、5xx を対象に、60 秒で 60 回の一致を判定します。oci:大文字メソッドの 429、444、499、503、504 を対象に、60 秒で 60 回の一致を判定します。
このため、Jail 名が同じでも、検知の意味は同一ではありません。API の結果は source と jail を組み合わせて読んでください。
再犯
recidive は Fail2ban が記録した BAN をもとに再犯を判定します。各サービスの Jail と同じ IP が重なって記録されることがあります。重複は API の観測一覧では保持し、テキストフィードでは IP 単位にまとめます。
Googlebot の偽装
fake-googlebot は、Googlebot を名乗るアクセスについて既存の DNS 判定を使用します。
freebsd:逆引きした名前を確認し、正引きで元の IP と一致するかを確認します。oci:逆引きした名前の末尾がgooglebot.comまたはgoogle.comかを確認します。
両者の判定強度は異なります。BAN 期間は既存の非常に長い有限値で、スキャナー対策の bantime = -1 による永久 BAN とは異なります。